1998年6月号 四季賞’98春のコンテスト選考結果発表 |
選考者:うえやまとち氏。 応募作品総数は187作。 20作品が受賞。 |
選考者・うえやま氏総評 読みやすさに重点を置いて読みましたが、もう少し読み手を意識して、物語に入りやすいように工夫する必要がある作品が多かったと思います。 ただ全体的にレベルも上がってきているので楽しく読めました。 欲を言えば、もっと日常的な普通の世界にあるおもしろいことにつっこんでくれる人がいないもんかな、とも思いました。 |
四季大賞 『やさしいこどものつくりかた』 篠房六郎 四季賞 (2人) 『ゆくところ』 ひぐちアーサー、 『落下精』 もみじ拓 うえやまとち特別賞 『おばあさんのセーター』 松田明広 |
ゆくところ |
ストーリー: 不自由なのはこの身体か心か、見えないふりをする社会の方か。 いやせない傷とともに生きるしかない少年達の心の動きが読むほどに胸を打ち、やがて希望へと変わる。 |
うえやま氏: 力作! 後半、絵が走りだすところがもっと読みたかった。 |
編集部: 登場人物達の切なさ、痛々しさをまっすぐ受けとめる瑞々しい感性とそれを着実に伝え、 さらに生きる強さと希望にまで高める老練な表現力は、まさに作家的能力と呼ぶしかないだろう。 |
ひぐち氏: うれしさに、くやしさがちょっと勝ちました。あー、これが野心かー。心の動きっておもしろいなァ。ありがとうございました。 |
ゆくところ | |||
1998年6月号 | 四季賞発表 | ||
1998年8月号 | ゆくところ | 88p | |
家族のそれから | |||
2000年2月号 | 第1話 「はずれた”かすがい”」 | 40p | 付録カラーピンナップ:アフタヌーン西暦2000年記念カレンダー”漫画樹”(MANGAJU) アフタ連載作家陣による合作イラスト (ひぐち先生も参加されてました) |
2000年3月号 | 第2話 「それぞれの空回り」 | 30p | 読者プレゼント:「家族のそれから」テレホンカード (絵柄はMANGAJUに描かれていた絵) |
2000年4月号 | 第3話 「みえる親切みえない不安」 | 30p | |
2000年5月号 | 第4話 「それからの家族」 | 46p | 読者プレゼント:『家族のそれから』完結記念! テレホンカード2号 (イラストは描きおろし) (このイラストは「家族のそれから」単行本の目次ページに収録されています) |
ヤサシイワタシ | |||
2000年12月号 | 掲載前 | カラー予告イラスト(ヤエ、スミオ) | |
2001年01月号 | 第1話 「芹生と唐須」 | 60p | 読者プレゼント:「ヤサシイワタシ」テレホンカード1号(描き下ろしイラスト・ヤエ) |
2001年02月号 | 第2話 「やえとヒロタカ」 | 40p | アフタ全作品テレホンカード愛読者全員サービス(12月号掲載の予告用カラーイラスト使用・ヤエ、スミオ) 大合作2に参加(詳細は →作品リスト:その他 参照 |
2001年03月号 | 第3話 「望んでいること」 | 32p | アフタ全作品テレホンカード愛読者全員サービス(12月号掲載の予告用カラーイラスト使用・ヤエ、スミオ) |
2001年04月号 | 第4話 「ムリヤリうやむや」 | 38p | |
2001年05月号 | 第5話 「ごまかしきれない?」 | 30p | |
2001年06月号 | 第6話 「聞きたい聞きたくない」 | 30p | |
2001年07月号 | 第7話 「別れたい別れたくない」 | 30p | 単行本予告ページ有(カラー。単行本2冊の表紙イラスト使用。同月発行の他単行本と合同の予告です) |
2001年08月号 | 第8話 「傷つく人」 | 32p | |
2001年09月号 | 第9話 「覚悟」 | 32p | カラー扉有り。(扉ページは別にして32pでした)(この扉イラストは単行本2巻の目次ページに収録されています) 読者プレゼント:「ヤサシイワタシ」Tシャツ1号 |
2001年10月号 | 第10話 「確認作業」 | 30p | |
2001年11月号 | 第11話 「もろい足場」 | 32p | |
2001年12月号 | 第12話 「目的」 | 32p | |
2002年01月号 | 第13話 「したこと、したかったこと」 | 32p | |
2002年02月号 | 最終話 「だれにでもあるもの」 | 42p |
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